実力派大学として高い評価を得ている大学が横浜国立大学です。横浜国立大学は「実践性」「先進性」「開放性」「国際性」の4つの理念を掲げ、社会に貢献できる学生の育成を進めています。学生の約10%を外国人留学生が占める国際色豊かなキャンパスでは国際交流も活発です。
今回は横浜国立大学の入試情報をご紹介します。
コンテンツ
横浜国立大学の偏差値
横浜国立大学の偏差値はどれくらいなのでしょうか。おおよその偏差値を以下に示します。
経営学部はセンター試験でのみ合否が決まり、教育人間科学部は総合問題もしくは実技が課されるためデータはありません。
経済学部
経済システム学科
経済コース…62.5
法と経済コース…62.5
国際経済学科…60.0
理工学部
機械工学・材料系学科
機械工学教育プログラム…57.5
材料工学教育プログラム…55.0
化学・生命系学科
化学教育プログラム…57.5
化学応用教育プログラム…57.5
バイオ教育プログラム…57.5
建築都市・環境系学科
建築教育プログラム…60.0
都市基盤教育プログラム…57.5
海洋空間のシステムデザイン教育プログラム…55.0
地球生態学教育プログラム…55.0
数物・電子情報系学科
数理科学教育プログラム…57.5
物理工学教育プログラム…55.0
電子情報システム教育プログラム…55.0
情報工学教育プログラム…57.5
受験料は?
受験料は1万7,000円です。これに別途センター試験の受験料1万8,000円がかかります。後期試験も受験する場合はさらに1万7,000円かかるため、前期試験・後期試験どちらも受験する場合は3万4,000円、これにセンター試験の受験料を合わせると総額で5万2,000円です。
横浜国立大学の入試科目
一般入試ではセンター試験と2次試験両方の成績が総合的に判断されます。ここでは2次試験前期日程の科目について紹介します。
教育人間科学部
総合問題が出題されます。ただし、学校教育課程人間形成コースと教科教育コースは総合問題、音楽の実技、美術の実技、体育の実技のうち1つを選択します。
経済学部
英語と数学の2科目です。
理工学部
英語、数学、理科(物理、化学)を受験します。ただし、一部学科の理科は物理、化学、生物から2科目選択します。
試験問題の傾向
以下に各科目の問題の傾向を示します。
英語
難易度は国公立大学として標準的です。記述量が多いため、普段から文章を書く練習を十分に積みましょう。
数学
文系・理系ともに微積分や数列、確率・場合の数がよく出題されますが、どれも標準レベルです。計算力が必要な問題も出題されるため、計算力をつけるようにしましょう。
理科
標準的なレベルです。問題自体は難しくはないものの、小手先の理解では太刀打ちできません。過去問による演習で感覚をつかみましょう。また、全範囲を満遍なく勉強することをおすすめします。
総合問題
教育人間学部学校教育課程では「総合問題1」と「総合問題2」、人間文化課程では「総合問題」が出題されます。2014年度の学校教育課程の総合問題1では、プライバシーに関する英文を読んで答える問題が出題されています。そのため、時事問題をチェックしておくと良いでしょう。
その他の入試制度
横浜国立大学では一般入試の他、アドミッション・オフィス(AO)入試、推薦入試、専門高校卒業生入試、帰国生徒入試、私費外国人留学生入試、社会人入試を実施しています。
おわりに
今回は横浜国立大学の入試情報についてご紹介しました。横浜国立大学の文系学部はセンター試験重視型のため、センター試験で高得点を取ることが合格の鍵です。また、2次試験では標準レベルの問題が出題されます。難易度の高い問題を解くことよりも、標準レベルの問題を確実に解答できるよう意識して勉強すると良いでしょう。

スタディ・タウン学び情報局 編集部

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