大学入試の中でも、避けて通れない科目は英語です。
大学・学部によっては、他教科と比較し英語の配点が高い場合も多く、
文系・理系問わず英語対策は合格のカギを握ると言っても過言ではありません。
今回は、早稲田大学・法学部の英語の傾向と対策をご紹介します。ぜひ、参考にしてください。
【傾向】
○出題形式
試験時間は、90分。大問は例年6題または7題が出題されています。
英作文のみ記述式で、そのほかはすべてマークシート方式の入試です。
○出題内容
毎年、読解問題が2題、英作文は和文英訳と自由英作文で合わせて2題というのは変わらず、文法・語彙問題が年によって2~3題が出題されるという形式です。
○難易度
2題ある読解問題はどちらも1000語程度あり、読解量が多いです。
文法・語彙問題は基本的な語彙能力が問われます。
英作文は記述式になるため、読解問題と文法・語彙問題との時間配分に注意する必要があります。
【対策】
対策1、文法・語彙について
難易度はそれほど高くないため、基本的な熟語や文法の知識を確実に身につけていることが重要です。
あいまいな知識で文意の取り方を間違えることなく、正確に英文を読めるようにしておきましょう。
対策2、速読はパラグラフを意識する
読解問題として出題される文章はかなり長いため、量を読み終えるには速読の力をつける必要があります。
しかし速く読めても誤った理解をしていては意味がないので、長文読解が苦手な人はまず精読を心がけるようにしましょう。
ある程度正確に読めるようになった人は、文章を読む際、パラグラフの要点や、それぞれのパラグラフが全文の中でどのような役割を持つのか、といったことに着目して読むことで理解しやすくなるでしょう。
簡潔に説明できるかどうかが理解度の目安となるので、読み終わったら要約をしてみるのも良い練習になります。
対策3、英作文について
和文英訳はそれほど難しいことは問われないので、確実に得点したいです。
複数形、時制といったところでケアレスミスをしないようにしましょう。
自由英作文は一から自分で作らなくてはいけないため、どう書けば良いのかわからないという人も多いかと思います。
まず書き方の形式としては、自分の立場を宣言し、続いて根拠を述べていくのが一般的です。
また、自由英作文は英語の能力だけでなく自分の意見を求められます。
説得力のある根拠を示さなくてはいけないので、自分がどう思うかだけではなく客観的に考えることが大切です。
自分とは逆の立場からの意見も書く練習もしてみると良いでしょう。
以上が、早稲田大学・法学部の英語の傾向と対策です。

スタディ・タウン学び情報局 編集部

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