大学入試の中でも、避けて通れない科目は英語です。
大学・学部によっては、他教科と比較し英語の配点が高い場合も多く、
文系・理系問わず英語対策は合格のカギを握ると言っても過言ではありません。
今回は、早稲田大学・人間科学部の英語の傾向と対策をご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
【傾向】
○出題形式
試験時間は、90分。
8種類の英文からなる英問英答の読解問題1題、空欄補充問題が1題、誤り指摘問題が1題、計3題の出題です。
すべてマークシート方式の入試です。
○出題内容
第一問が読解問題、第二問が空欄補充問題、題三問が誤り指摘問題、という形式です。
○難易度
読解問題は160~290語程度の英文が8種類あり、文法や構文もそれほど難解ではないため臆することはないでしょう。
空欄補充の問題は前置詞を補うものが特徴的です。
誤り指摘問題は、正確で細かい文法・語法の知識を必要とします。
【対策】
対策1、読解問題
科学論・環境論・医学論など自然科学系のテーマや、教育論・社会論など社会科学のテーマに強くなりましょう。
こうしたテーマの英文はある程度の背景知識があると内容を理解しやすくなるので、これらのテーマに出会ったら語彙と内容を覚えておくとよいでしょう。
英文は短いとはいえ8種類もあり設問も英文であるため、設問の部分を先に読んで何が問われているかを確認してから本文から読み始めることで、時間短縮を図るとよいでしょう。
出来る限り過去問を解き人間科学部の問題になれましょう。
最終的には90分という時間を定めて最初から最後まで実戦形式で解くようにしましょう。
対策2、前置詞
普段から、文法や長文読解問題復習する際に、前置詞に着目して用法や意味を理解し覚えましょう。
前置詞問題も過去問をできるかぎり解いておきましょう。
また、早稲田大学社会科学部の誤り箇所指摘問題もといてみるとよいでしょう。
対策3、文法・語彙
基礎から標準レベルの文法・語彙をしっかり押さえるようにしましょう。
また、以前は名刺にひかれた下線部がポイントになっていたが、近年は動詞を中心とした下線部も正解になることもあります。
時制、数の一致、自動詞・他動詞、能動態・受動態、助動詞の有無など、動詞にかかわる項目に注意しましょう。
この対策としてもやはり過去問をひたすら解くことが大切です。それによりどのような文法事項が問われることが多いか把握できます。
以上が、早稲田大学・人間科学部の英語の傾向と対策です。

スタディ・タウン学び情報局 編集部

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