大学入試の中でも、避けて通れない科目は英語です。
大学・学部によっては、他教科と比較し英語の配点が高い場合も多く、
文系・理系問わず英語対策は合格のカギを握ると言っても過言ではありません。
今回は、早稲田大学・文化構想学部の英語の傾向と対策をご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
【傾向】
○出題形式
試験時間は、90分。
大問は、読解問題が3題(ただし長文は計6つ)、会話文1題、英作文1題の計5問です。
英作文のみ記述式で、そのほかはマークシート方式です。
○出題内容
例年、第1問は空所補充、第2問は内容説明、第3問は欠文補充、会話文は空所補充、英作文は要約という一定のパターンです。
○難易度
第1問は単に語彙力を問う問題が多いが、第2問・第3問は読解量が増え、設問の難易度も上がります。
会話文は日常の理解しやすい場面が多いです。英作文は問題の英文がやや難しい年もあり、取り組みづらいかもしれません。
【対策】
対策1、精読と速読
読解量が多いため重要となるのは速読力であるが、単に速く読んでいるのを繰り返しているだけでは速読力は身に付きません。
あいまいな理解の多読ではなく、入試レベルの文章を完全に理解できるまで取り組むことも必要なのです。
ただし一文ずつ和訳する癖はつかないように、多読と精読をバランスよくこなすことが重要です。
対策2、語彙力
速読にはわからない単語があっても文脈から意味を類推する力が必要ですが、第1問のように語句を知っているだけで解けてしまう問題もあるので、語彙力の強化も不可欠です。
速読の際に類推が間違っていた単語をチェックする習慣をつけ、速読・多読と並行して語彙力を増やしていくと良いでしょう。
対策3、要約英作文
出題される文章が難解なため、日本語で要約できても英訳するのが難しいというときは和文和訳をするのが良いでしょう。
日本語で要約できたら、英語で書きやすい表現に置き換えることで、難しい文法を使って間違えてしまうより、得点することができます。
また1文でまとめなくてはいけないため、関係詞などの構文もしっかりと頭に入れておく必要があります。
以上が、早稲田大学・文化構想学部の英語の傾向と対策です。

スタディ・タウン学び情報局 編集部

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