大学入試の中でも、避けて通れない科目は英語です。
大学・学部によっては、他教科と比較し英語の配点が高い場合も多く、
文系・理系問わず英語対策は合格のカギを握ると言っても過言ではありません。
今回は、東京理科大学・薬学部B方式の英語の傾向と対策をご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
【傾向】
○出題形式
試験時間は、60分。
大問は2014年度は、薬学科は大問2題、生命薬科学科は大問3題の出題です。
薬学科は全問マークシート法、生命創薬学科はマークシート法による一部記述式という形式です。
○出題内容
出題形式は年度によって異なります。
2014年度の薬学科は読解問題1題、文法・語彙問題1題、生命創薬学科は読解問題1題、会話文問題1題、文法・語彙問題1題、という形式でした。
○難易度
読解問題、文法・語彙問題とも、論理的思考能力や推測力・想像力を重視していると思われます。
それぞれがよく練られた設問でありじっくり考える必要があります。
両学科で出題形式が少し違いますが、60分の試験時間はやや厳しいと思われます。
【対策】
対策1、読解問題
①多様なテーマの長文読解問題に取り組むようにしましょう。
特に環境・生物・科学などの「理系」分野の英文を重点的に演習したいです。
②指示語や代名詞、繰り返し出てくる表現とその言いかえ表現、抽象的表現とその具体例などを意識的にとらえて、パラグラフの大意をつかむ練習をしましょう。
内容真偽や主題、内容説明問題に効果があります。
③文脈を意識し意味の分からない単語などを類推する練習をしましょう。
④that, as, but, for, ofの意味・用法の違い、不定詞、分詞、動名詞の用法に注意しましょう。
対策2、文法・語彙問題
過去問を解き出題形式に慣れておきましょう。
特に語句頻出問題が頻出であり、レベルも決して低くありません。
使役動詞と知覚動詞、分詞の形容詞的用法、分詞構文、間接疑問、関係詞節(特に目的格の省略)などを含む英文は、選択肢中に「動詞的要素」が多くなり、骨の折れることが多いです。
不要語を含む整序問題の場合、不用語を素早く排除することが早く解くコツです。
また、同意語や紛らわしい熟語表現の使い分けを徹底しましょう。
過去に出題された問題をよく研究することが大切です。
以上が、東京理科大学・薬学部B方式の英語の傾向と対策です。

スタディ・タウン学び情報局 編集部

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