大学入試の中でも、避けて通れない科目は英語です。
大学・学部によっては、他教科と比較し英語の配点が高い場合も多く、
文系・理系問わず英語対策は合格のカギを握ると言っても過言ではありません。
今回は、東京理科大学・理工学部B方式の英語の傾向と対策をご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
【傾向】
○出題形式
試験時間は、60分。
大問は例年3,4題の出題です。
マークシート法と記述式の併用ですが、選択式が大部分を占めています。
○出題内容
読解総合問題が1,2題、さらに、文法・語彙問題、会話文問題、英作文問題など合わせて3,4題というのが平均的な出題パターンです。
○難易度
読解問題は設問の種類が多く、スピーディーに処理しなければならないが、全体的に見れば、読解力、文法・語彙・熟語力をバランスよく問う、標準的なレベルの問題となっています。
【対策】
対策1、読解問題
長文読解問題の配点がかなり大きく、しかも英文和訳や内容説明、同意表現、内容真偽といった内容を把握し、文脈を追う問題が多いのが特徴です。
読解力養成の基礎となる豊富な語彙・熟語・構文・文法力にまずは怠らずとり組みましょう。
読解問題は細やかな部分まで注意を払う必要です。
英文和訳においては、英文の構造を正しく日本語に反映させることを心がけたいです。
対策2、高度な語彙・熟語力、文法力
読解問題の設問の中に、純粋に語彙・熟語力を問う問題や、派生語、語形変化、用法などについての多角的な問題があるほか、文法・語彙問題も2~4題は出題されていることから、語彙・熟語の増強が最重要課題でしょう。
また、頻出の同意表現や、慣用表現なども対策が必要でしょう。
自分に合った単語集や熟語集を平素から利用すると良いでしょう。
アクセント、派生語にも注意しましょう。
対策3、語句整序問題
語句整序にも、純粋な並び替えから、並び替えた時の不用語指摘など、形式はさまざまです。
いずれの形式も基本的な構文力や熟語力を問うものが中心なので、ここも基礎力の充実が最善の対策です。
対策4、過去問
過去いずれかの学科で出題された形式がほかの学科で出題された形式がほかの学科で出題されることも多く、過去問に多く当たっておくことは極めて有効です。
その際、60分の試験を意識して、時間配分の練習を重ねることが不可欠でしょう。
以上が、東京理科大学・理工学部B方式の英語の傾向と対策です。

スタディ・タウン学び情報局 編集部

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