「今年こそは、英語を身につけるために語学留学をしたい!」、「限られた予算の中から満足のいく留学経験を得るにはどうしたらよいか」とお考えになったことはないでしょうか。
留学を計画する上で、誰もが気になる「費用」。この「費用」はどの国へ留学するかで変わります。たとえ僅かな差であっても、留学をする期間が長くなれば長くなるほど、「費用」の差は留学生活に大きく影響してしまいます。
そこで、1年間、英語の語学留学をした時に、最も安くできるのはどこの国なのか、留学費用を比較してみました。
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留学にはどのような費用がかかるのか
一般的に、留学に必要な経費として次の事柄が挙げられます。
①往復航空運賃、②海外留学保険料、③各種手続き費用、④授業料、⑤滞在費、⑥食費、⑦交通費、⑧お小遣いなどです。
特に1年間の長期の留学では授業料、滞在費、食費といった現地でかかる費用が大きな割合を占めます。授業料は選択する学校やレッスン数によっても変わってきますが、どれも国や地域の物価の差が反映されるために、留学期間が同じでも選んだ国によって費用に差が出ることになります。授業料、滞在費、食費の合計を比べて1年間の留学費用が安いのはどの国なのかをご紹介します。
【留学費用が安い国第1位】フィジー諸島
・費用・・・100~150万円
・特徴・・・徹底した少人数制、心優しい国民性、娯楽が少なく勉強に集中できる環境。南国の雰囲気での異文化体験。治安面に不安がある。
【留学費用が安い国第2位】フィリピン(セブ)
・費用・・・175~210万円
・特徴・・・個人レッスンが多く、学習時間が多い。宿泊は基本的に寮生活。物価が日本の3分の1と安く、旅行やアクティビティの費用を抑えることができる。治安面に不安がある。
【留学費用が安い国第3位】カナダ
・費用・・・210~270万円
・特徴・・・訛りのない聞き取りやすい英語の環境。広大な自然でのアクティビティを楽しむことができる。また、もう1つの公用語フランス語も学ぶことができる。語学学校には日本人が多く、クラスの人数も多い。
【留学費用が安い国第4位】ニュージーランド
・費用・・・215~280万円
・特徴・・・留学生への英語教育の質とレベルが高く、イギリスの影響を受けた英語教育を受けることができる。魅力的な自然景観とおおらかな国民性、銃の所持が禁止された安全性が高い国。
【留学費用が安い国第5位】オーストラリア
・費用・・・230~300万円
・特徴・・・教育水準が高く、質の高い教育制度が設けられている。学生ビザでもアルバイトができ、世界各国から若者が集まっている。しかし、都市間が遠いため、旅行がしにくい。
【留学費用が安い国第6位】イギリス
・費用・・・190~380万円
・特徴・・・教育の質が高く、クイーンズイングリッシュを学ぶことができる。また、ビジネス英語を学びやすく、語学学校に日本人が少ない。インフラの整備に優れており、伝統的な街並みを楽しむことができる。物価が高い。
【留学費用が安い国第7位】アメリカ
・費用・・・220~355万円
・特徴・・・多国籍で刺激が多い文化交流ができ、留学生へのサポート体制に優れている。カリキュラムの幅が広く、学校や滞在先の選択肢が多い。物価が高い。
滞在費用を安く抑えるヒント
日本国籍を持ち現在18歳~30歳以内(国によって違う場合があるので注意)の方であれば、働きながら学べる「ワーキングホリデービザ」を申請できるかもしれません。幸運にも行きたい国が日本と協定を結んでおり、無事にビザを取得することができれば、現地で働いた報酬を滞在費に充てることができるため、大きな助けとなるでしょう。
おわりに
英語を学ぶための語学留学ですが、ただ英語の勉強をするだけでは物足りません。留学先の国によって様々な異文化体験ができることも留学の大きな喜びです。予算内で自分の好みや希望を最大限に叶えてくれる国での生活は、語学学習へのモチベーションをより高め、本来の目的である英語のスキルアップにもつながるのではないでしょうか。
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スタディ・タウン学び情報局 編集部

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