「本格的に英語を学ぶために海外留学をしたい!」と考えている方もいることでしょう。留学と一口に言っても、語学学校で英語を学ぶ方法もあれば、ワーキングホリデーや海外インターンシップなどの方法もあります。このようにさまざまな留学の種類がある中で、教師宅にホームステイする「ティーチャーズホームステイ」という留学方法があることをご存知ですか?
今回は、ティーチャーズホームステイ(教師宅ホームステイ)とは何か、そのメリットとデメリットについてご紹介します。
ティーチャーズホームステイとは
ティーチャーズホームステイとは、海外の英語教師の家にホームステイして英語を学ぶプログラムです。現地の家庭生活を体験しながら、英語教師による質の高いプライベートレッスンを受けることができます。
ステイ先での1日のスケジュールは、午前中にしっかりと英語のレッスンを行い、午後はフリータイムという形式が一般的です。フリータイムは1人で出掛けることもできますが、ステイ先のホストファミリーと一緒に料理を作ったり、一緒にショッピングへ出掛けたりすることもあります。教師宅でホームステイをするとは言っても、1日中レッスンをするわけではありません。通常のホームステイと同様に、海外生活を満喫することができます。
ティーチャーズホームステイのメリット
ティーチャーズホームステイの期間は、1週間から1カ月程度です。数週間という短期間で集中レッスンを受けられることが、ティーチャーズホームステイの最大のメリットだと言えるでしょう。ティーチャーズホームステイの授業は生活している家の中で行うため、移動時間が不要です。留学中の限られた時間を最大限に使って、効率的に学習ができます。
プライベートレッスンのため、周りの生徒を気にせずに済むこともうれしいポイントです。海外の語学学校で授業を受ける場合、他国からの留学生の積極性に圧倒され、教師への質問ができずに授業が終わってしまうことがあります。ティーチャーズホームステイの場合は教師と1対1で授業を受けられるため、質問をしそびれることがありません。また、授業時間が終わった後でも教師に質問ができます。
また、個人に合わせたカリキュラムを組んでもらえることも大きなメリットです。ビジネスで使用するため専門分野に関する英会話に重点を置いて学びたい場合や、長期留学をする前に海外生活に慣れたい場合など、留学の目的が明確な場合もあるでしょう。ティーチャーズホームステイのプライベートレッスンなら、目的に合わせたカリキュラムを立ててもらうことが可能です。
日常生活の中でも、発音や言葉使いの誤りを指摘してもらうことができます。その内容を授業に取り入れることもできるため、苦手な分野を効率的に学習できるでしょう。
ティーチャーズホームステイのデメリット
ティーチャーズホームステイのデメリットは、教師やその家庭と合わなかった場合、気軽にステイ先を変えられないことです。教師の教え方が合わない場合もあれば、食生活や生活習慣が合わない場合も考えられます。ホームステイができる教師宅の数は多くないため、ホームステイを開始してからステイ先を変更することは難しいでしょう。
ホストファミリー以外の人と交流する機会が少ないことも、ティーチャーズホームステイのデメリットです。英語ができる友達を増やしたい、さまざまな人と交流を持ちたいと考えている方には向いていません。
おわりに
ティーチャーズホームステイ(教師宅ホームステイ)についてご紹介しました。
海外生活を楽しみながら短期間で集中してプライベートレッスンを受けることで、本場の英語を身に付けることができます。海外留学しようと考えているなら、ぜひ教師宅でのホームステイも検討してはいかがでしょうか。
また、スタディ・タウンが設けている英語講座を留学と併用して活用することをおすすめします。留学先でせっかく英語力を身につけても、英語は使用しなければ忘れてしまいます。リスニング講座の「スーパーエルマー」や英会話講座の「スーパー・スピーキング」は、スマホやタブレット、パソコンから受講できるため生活リズムに合わせた学習が可能です。

スタディ・タウン学び情報局 編集部

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