「学習」とかたくならずに、楽しみながら英語力を伸ばしていきたいという方には、「TED」を活用した勉強法がおすすめです。
この記事では、TEDを用いて効率的に英語を勉強する方法をご紹介します。英語力だけでなく知識の幅もぐっと広がるTEDで、皆さんも今日から英語の勉強を始めてみませんか?
コンテンツ
そもそも「TED」とは何なのか?
「TED」とは、起業家・思想家・研究者・革命家など、世界で活躍するさまざまな分野の著名人が行ったスピーチの動画を見ることができるサイトです。講演内容は非常にバラエティに富んでおり、英語学習と切り離しても、大変魅力的なサイトとして広く人気があります。
なぜ英語を勉強する上で「TED」が適切な教材となり得るのでしょうか。その理由は、各スピーチが5分-20分程度と短くまとまっており、繰り返し見る上で最適な長さである点、そして、日本語と英語の字幕がついている点にあると言えます。
以下に、「TED」が持つこれら2つの特長を活かしながら、効率的な英語学習を行う方法をご紹介します。
「TED」を用いた英語学習
【1】英語の音声だけで聞く
初めに、字幕をつけずにスピーチを最初から最後まで聞いてみましょう。
内容を詳細に把握する必要はありませんが、自分が持てる知識をフル活用して、可能な限り理解するように努めてください。自分がどの部分を聞き取れなかったのか、もしくは誤って理解していたのかを客観的に分析することにより、その後の学習の効率が大幅に上がります。力試しをするつもりで、毎回集中して取り組むようにしてください。
【2】日本語字幕を見ながら聞く
次に日本語字幕をつけてもう一度スピーチを聞き、内容を正しく理解します。ステップ1における自分の理解が、どの程度正確であったかについて確認しましょう。
また、この段階で日本語字幕と照らし合わせつつ、聞き取れない未知の単語の意味を推測することにより、ボキャブラリーを効率的に増強できます。
【3】英語字幕を見ながら聞く
続いて、英語字幕を見ながら再度スピーチを聞きます。聞き取れなかった単語や分かりにくい構文も、字幕を見ることで確認できるはずです。ステップ2で日本語字幕を押さえているため、各英文の意味もすんなり理解できるでしょう。
また、この工程では動画を一時停止しながら、分からない単語をひとつひとつ調べていってください。専門的なスピーチの場合、調べるべき単語の量も相当な数にのぼることが予想されますが、語彙力とリスニング力の向上には欠かせない作業です。
【4】もう一度英語の音声だけで聞く
最後にもう一度、ステップ1と同じく英語の音声だけでスピーチを聞きましょう。内容をしっかりと理解でき、聞き取れない単語がなければ、学習は終了となります。
最初のうちは一度聞いただけでは理解できないこともあるでしょう。その場合はステップ3で調べた内容や英語字幕をもう一度見ながら、確実に全センテンスを理解するようにしましょう。時間がない場合などは、なるべく短めの動画を選ぶなど中途半端に学習を終えないよう、工夫してください。
おわりに
「TED」を用いて英語を学習する方法についてご紹介しました。
上記勉強法を実施すれば、最低でも同じ動画を4回聞くことになるため、高度なスピーチの場合でも内容をしっかりと理解することが可能です。一見大変に思えるかもしれませんが、5分程度の動画を選べば、単語の意味を調べる時間を加味しても1時間はかからないかと思います。今回の記事をご参考に、手軽で楽しい「TED」を使った英語学習を始めてみていかがでしょうか。
英会話でキャリアアップしたいあなたへ
▼ビジネス英会話もスラスラでてくる!
https://english.studytown.jp/lp/pc/superspeaking/
TOEICで伸び悩んでいるあなたへ
▼リスニング満点続出のヒミツ!
https://www.studytown.jp/english/

スタディ・タウン学び情報局 編集部

最新記事 by スタディ・タウン学び情報局 編集部 (全て見る)
- オンライン家庭教師 メガスタ(旧メガスタデイ)の口コミ・評判まとめ - 2020年9月28日
- 大学入試に必要なお金の相場 - 2019年4月5日
- <ベネッセ・駿台・河合・代ゼミ>大学受験模試の難易度・特徴まとめ - 2019年1月27日