ビジネスの場だけでなく個人でもグローバルな活躍が求められる今日、大学受験においても、TOEICが合格につながる場面は少なくありません。TOEICの勉強をするためにTOEICスクールに通う方もいますが、忙しい受験生は、スクールに通うことができない方もいるのではないでしょうか。
しかし、独学でもTOEICの勉強は可能です。
今回は独学でTOEIC800点をクリアする勉強法をご紹介します。
コンテンツ
TOEIC800点をクリアするポイントとは
英語の理解が曖昧な場合、TOEIC 800点を取ることはできません。語彙力と文法力を身に付け、英文を速く、正確に読むことが不可欠です。
毎日短時間でも構わないので、TOEICの勉強をしてください。通勤・通学時間などをうまく利用して、学習に取り組みましょう。
では具体的な勉強法をご紹介しましょう。
中学英語の復習をする
TOEIC800点をクリアするためには全問正解の必要はありません。曖昧な選択肢やひっかけ問題を解かなくても、800点をクリアすることができます。ただし、TOEICでは基本問題を確実に正解することが重要です。
これから英語の学習を始めようとする方は、中学英語の復習をおすすめします。中学英語で抜けている部分を埋めながら、基礎力を高めていきましょう。
語彙力をつける
語彙力はリスニング・リーディングともに必要とされます。語彙力をつけるためには単語帳を1冊しっかり暗記することをおすすめします。
単語を覚えた後、必ず復習をしてください。意味が曖昧な単語や分からなかった単語を抜き出して自分専用の単語帳を作ると効果的です。1日20~30個程度で構いません。専用の単語帳に書いた単語はその日のうちに暗記し、翌日や翌々日にも復習するよう心掛けてください。
英語と接する時間を増やす
TOEIC800点をクリアするためには、できる限り英語と接する時間を増やす必要があります。毎日30分、通勤・通学の時間を利用するなどして、リスニングやリーディングの時間を作りましょう。
ただ聞き流すだけでは大きな効果は期待できません。しっかり集中して「聞く」「読む」ことが大切です。ラジオや音声教材、洋書などを用いて学習しましょう。聞き取れない、分からない単語や文法は、必ず辞書や文法書で確認してください。
瞬時に口から英語が出てくるようにする
日常会話で用いられる英語のフレーズをすぐに思い出すことができるでしょうか。スピードが要求されるTOEICでは、瞬時に口から英語が出てくるようになるまで勉強しましょう。日常会話を英語で表現することは英語のリスニング対策になるだけでなく、語彙力や文法力を高め、リーディング力向上につながります。
テキストを徹底的に演習・復習する
公式問題集と模試問題集2~3冊を用いて実際に演習してみましょう。繰り返し演習に取り組むことにより、語彙・表現や設問・選択肢のバターンを自然に覚えることができます。TOEIC800点をクリアするためにはリスニングのPart3及びPart4、リーディングのPart7でできる限り得点することがポイントです。これらのパートについては徹底的に勉強してください。
演習問題に取り組んだ後は必ず復習をして、不明点を解消させてください。問題文や設問、選択肢の言い換え表現の確認、なぜその選択肢を選んだのかについて説明できるよう復習してください。問題文の音読はリスニングの勉強にも有効です。
おわりに
今回は独学でTOEIC800点をクリアする勉強法をご紹介しました。
TOEICのスコアを伸ばすためにはたとえ短時間でも、毎日勉強する時間を確保することが重要です。曖昧な選択肢もしっかりとした英語力とTOEICの出題傾向に慣れておけば問題ありません。中学英語の復習から始めてみましょう。

スタディ・タウン学び情報局 編集部

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