入試問題を解けるようにするには、苦手克服が必要です。
なぜなら、入試問題は大学によって、「どの分野に比重が置かれるか」は異なるものの、出題範囲は「全範囲からまんべんなく」という場合がほとんどだからです。
ですから、苦手を残しておくと合格点に届かなくなる可能性があります。確実に合格するために、今のうちに苦手は克服しておきましょう。
苦手克服には色々な方法がありますが、今回は、そのうちの1つをご紹介したいと思います。
ぜひ参考にして、苦手は早めに克服するようにしましょう。
<ニガテ>の見つけ方
苦手を克服するには、まずはどの分野・単元が苦手か見つける必要があります。
苦手を見つけるには、過去に解いたものを見直すことをオススメします。
途中式や考えた過程を見直すと、どこでつまずいたか、どこが分からなかったのかがすぐに分かります。
ですから、途中式や考えた過程は残しておくことが大切です。
解いている途中で間違えたときも消さずに、必ず記録を残すようにしましょう。
ただ、記録を残そうとしても、シャーペンのように消しゴムで消せる筆記用具を使っていると、どうしても解答を消してしまいがちです。
苦手克服のためにも、消しゴムでは消せないボールペンで問題を解くようにするのも良い方法です。
<ニガテ>の克服法
苦手分野・単元がはっきりしたら、次は苦手を克服する対策です。苦手克服にはいろいろな方法がありますが、今日はその中の1つをご紹介します。
まず、間違えた問題を「理解度別に分類」してみましょう。
理解が十分できているものは○、やや不安なものは△、まったく分からないものは×、と3種類にわけます。この後、苦手克服をするためには、△がついた問題からやり直しましょう。
まずは△の問題を○にすることが大切です。
なぜなら、理解が十分な○がついた問題は解き直す必要がないからです。
また、×がついたまったく分からない問題を解けるようにするには時間がかかってしまいます。△を○にする対策から取り組めば、その過程で知識や実力が身につきます。
△が全てできるようになった頃には、×の問題も解ける力が身についているかもしれません。
この方法なら、短時間でも効率よく苦手を克服することができます。
受験まで残り日数も限られてきたので、必要な勉強に絞って確実に合格できる力を身に付けましょう!
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山本清香

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