仕事を行う中で、海外顧客との取引に備え、「ビジネス英語」を学び始めようとする方が急増しています。
英語を勉強する上で単語や熟語の暗記は欠かせません。そして、ビジネス英語の学習に際しては、少しのコツを押さえるだけで、この暗記作業を劇的に効率化することが可能です。
そこで今回は、ビジネスシーンで使う英単語・重要表現・フレーズ・熟語などを暗記する際のコツをご紹介します。
使う教材を工夫して本当に必要な単語をピックアップしよう
「ビジネス英会話は難しい」という先入観をお持ちの方も多いかと思いますが、日常会話でもビジネスシーンの会話でも、もちろん基礎となる文法は変わりません。
ただし、ビジネス英語と日常的な会話に用いられる英語では、多用される語彙が大きく異なります。ビジネスの場においてよく使われる単語を知っているかどうかが、「ビジネス英会話ができるかできないか」を左右すると言っても過言ではないのです。
そのため、学習の際は「ビジネス英語として覚えるべき単語」を如何にして収集するかがポイントとなります。ビジネスシーンで使われる単語を集めた単語帳以外にも、海外のニュースサイトなどを活用しても良いでしょう。社会人として知っておきたい経済関連の記事や、自分が身を置く業界に関連する記事などを使い、分からない単語、頻出する単語を見つけてください。
使う場面を意識してフレーズごと頭に入れよう
英語の文章は、たくさんの単語が組み合わさって構成されています。そのため、英単語単体を覚えても、あまり役に立ちません。思えば当たり前のことですが、このポイントを見落とし、単語暗記のみに終始してしまっている方も多く見受けられます。
そこで、単語を学習する際は、以下の方法を実践することをおすすめします。
初めに、覚えたい単語を含むコンプリートセンテンス(1つの文章として完結している1文)を用意してください。単語帳にある例文や、SNSなどで見かけた良い文章を活用すると良いでしょう。
次に、そのセンテンスを使うビジネスシーンを想像した上で、暗記します。なるべく具体的に、かつインパクトのあるストーリーを思い浮かべた方が、記憶に残りやすくなるでしょう。
1センテンスに覚えたい単語を複数含むことができれば、より効率的に暗記を進めることができます。また、多くの構文に触れることにより、単語力だけではなく文法力も磨くことが可能です。
目ではなく耳で覚える習慣をつけよう
冒頭で述べたように、単語を暗記する際、何度も繰り返しノートに書いたり、無理やりローマ字読みをあてたりしながら覚えようとするという方も多くいます。しかし、そのような方法では、ビジネスにおいて実践的に使用可能な「正しい英語」を身に付けることはできません。
「英語は語学である」ということを忘れず、赤ん坊が周囲の人の言葉を耳で聞いて学習するように、音で覚える習慣をつけましょう。
各単語に関して、出来る限りシャドーイング(音声に後からかぶせるように音読する)を行ってください。また、特に発音の難しい単語については、自分の実際の発音を録音して聞いてみることをおすすめします。正確な発音を身に付けるために、「聞いて話す」ことを繰り返しましょう。
おわりに
ビジネスに必須となる英単語・重要表現・フレーズ・熟語を覚える際に、意識するべきポイントをご紹介しました。
ビジネス英語を効率よく習得するためには、覚えるべき単語や熟語を的確にピックアップし、実用的な場面を想定して暗記していくというプロセスが必要となります。
今回の記事もご参考に、ぜひ「生きた英語」を身に付けてください。
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スタディ・タウン学び情報局 編集部

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