大学入試の中でも、避けて通れない科目は英語です。
大学・学部によっては、他教科と比較し英語の配点が高い場合も多く、
文系・理系問わず英語対策は合格のカギを握ると言っても過言ではありません。
今回は、明治大学・総合数理学部の英語の傾向と対策をご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
【傾向】
○出題形式
試験時間は、60分。
大問は近年1,2題の出題です。
選択式と記述式の併用で、例年、設問総数約30問のうち、記述式の問題の数は7~10問ほどです。
○出題内容
近年は読解問題が1、2題という出題形式です。
○難易度
試験時間が60分で、和文英訳や英文和訳を含めて30問前後の問題を解くことから、やや厳しい面もありますが、設問の難度からみると標準レベルの問題といえます。
【対策】
対策1、語彙力
物語文やエッセー風の英文がよく出題されますが、論説文や科学的なテーマの英文も出題されています。
まずは言語や子供の発達・教育、環境など出題されやすいテーマを中心に単語力をつけましょう。
テーマごとに単語を覚えると効果的です。
対策2、文法力
読解問題の中で多くの文法事項が問われています。
使役動詞や知覚動詞、時制・仮定法、準動詞、比較、関係詞、接続詞など重点的に取り組みましょう。
同一用法の指摘では、as, that, 準動詞、助動詞などが出題されることが多いのでよく研究しておきましょう。
その他、前置詞を含む基本熟語が出題されることもあるので、しっかりマスターしておきましょう。
対策3、読解力
読解問題では、速読と精読の使い分けが求められます。過去問を用いてしっかり練習しておきましょう。
その際、物語文と論説文では読み方が若干異なるので、以下の点に注意しましょう。
物語文:心情の読み取りが求められます。
登場人物の年齢・性別・職業、人間関係、場所・時代背景などあらゆるものが手掛かりになるので読み落としのないようにしましょう。
論説文:論点の把握が求められます。
一般論や具体例に対してどのように論評しているのかを読み取りましょう。
重要な主張は、表現を変えて繰り返されることもあるので、言い換えに注意しましょう。
対策4、記述力
内容説明問題は、問われていることに対して的確な文末表現を使うようにしましょう。
英文和訳は、基本的な表現であるが自然な日本語になるように心がけましょう。
特に部分否定や準否定を表す語などは出題されやすいので力を入れましょう。
和文英訳は書き出しが指定されたり、本文中に類似表現がある場合があります。
ケアレスミスがないようにし、日ごろから基本例文の暗証などを心がけたいです。
以上が、明治大学・総合数理学部の英語の傾向と対策です。

スタディ・タウン学び情報局 編集部

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