大学入試の中でも、避けて通れない科目は英語です。
大学・学部によっては、他教科と比較し英語の配点が高い場合も多く、
文系・理系問わず英語対策は合格のカギを握ると言っても過言ではありません。
今回は、慶應義塾大学・経済学部の英語の傾向と対策をご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
【傾向】
○出題形式
試験時間は、100分。
大問は4題が出題されることが多いですが年度によって若干変化しています。
解答形式は、ほとんどの問題が選択式でマークシート法が採用されています。
記述式の問題としては例年自由英作文が出題されており、2012年以降は和文英訳も出題されています。
○出題内容
読解、会話文、文法・語彙、英作文などが出題されていたが、2012年度以降は読解と英作文のみという形式です。
○難易度
英作文が時間の要するものになっているため、試験時間が100分であることを考えれば相当の英語力が必要です。
文法、語彙、語法の基礎をしっかりと固めたうえで、高度な読解力と英作文力の養成に努めましょう。
【対策】
対策1、教科書と授業で基礎を固める
大学入試としては最高レベルの部類に入るがいきなり高度な問題集に取り組むのはかならずしも賢明とは言えません。
学校での勉強で、基本語句、構造、文法、発音、それに正しい読解法を身につけることが重要でしょう。
その際、大事なのは分からない単語の意味だけでなく例文を辞書などで研究することです。
高いレベルの英文になると、単語の表面的な意味を知っているだけでは本当の理解に達することが出来ないです。
語感を磨き文脈に会った訳語が頭に浮かぶようでなければなりません。
なお、英文の注釈はほとんど期待できないので語彙をできるだけ増やす必要があります。
対策2、読解力と常識
読解問題は英文自体高度なものもので、量も多いです。
時事的、今日的、社会的なテーマをもった英文を取り上げていることから英字新聞などを読んでみると良いでしょう。
対策3、文法
読解などで英語の重要文法や基本事項が問われることもあるので文法をしっかり整理する必要があります。
また、読解や英作文の学習でも疑問が生じるたびごとに文法をチェックするのも効果的でしょう。
対策4、記述対策
記述問題として例年自由英作文が出題されており、2012年度以降和文英訳も出題されています。
文章は普段から書き慣れていないとなかなか書くことが出来ないので経済学部の過去問や国公立大学の二次試験問題などを利用して、毎日数題ずつ解答し、解答例を研究したり添削してもらったりするとより効果的でしょう。
以上が、慶應義塾大学・経済学部の英語の傾向と対策です。
▼他の学部を志望している方はこちら! 【大学受験】慶應義塾大学・薬学部の英語はここがポイント!傾向と対策 【大学受験】慶應義塾大学・法学部の英語はここがポイント!傾向と対策 【大学受験】慶應義塾大学・文学部の英語はここがポイント!傾向と対策 |

スタディ・タウン学び情報局 編集部

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