大学受験を控えた受験生の中には、なかなか受験勉強のやる気が出なくて困っている方もいると思います。日々勉強している中で、やる気が出ないこともあるでしょう。しかし、やる気が出ないからと言って、受験勉強をしないわけにはいきません。やる気を出すためにはどうすれば良いのでしょうか。
そこで今回は、受験勉強のやる気を出す方法についてご紹介します。
細かい目標を立てる
いきなり高い目標を掲げても、やる気は持続せず挫折につながる恐れがあります。そのため、目標は細かく立てるようにしましょう。細かく設定した目標を1つ1つこなしていくことによって、達成感を得ることができます。また、目標を具体的な数字で掲げることが大切です。紙に目標を書きだすと、目標がより明確になります。
初めのうちは、参考書を1ページだけ解くといった簡単な目標でも構いません。細かい目標を継続してこなしていくことによって、最終的に大きな目標の実現が可能となります。
取りあえず行動する
人間は実際に何かしらの行動を開始することによって脳の中央にある「側坐核(そくざかく)」と呼ばれる部分が刺激され、やる気が出ると言われています。また、側坐核が刺激され、やる気が出る現象を「作業興奮」と呼びます。
どうしてもやる気が出ない日も、とりあえずは手を動かして問題を解いたり、参考書を開いたりしましょう。それすらも億劫に感じるときには、10分だけなど勉強時間を短く設定するとよいでしょう。スタディ・タウンの映像授業は、自由に勉強時間を決められるためおすすめです。実際に行動に移すことによって側坐核は活発に働き、やる気を出すことができます。
最初の一歩を踏み出すきっかけとして、得意科目から始めるのも良いでしょう。得意科目から勉強し始め側坐核を刺激してから、苦手科目に取り掛かりましょう。
環境を変えてみる
普段、同じ場所でばかり受験勉強をしている方は、たまには勉強する環境を変えることをおすすめします。勉強する環境を変えることによって、新鮮な気持ちで受験勉強に取り組むことが可能です。
特に、図書館や学校の自習室など勉強している人が集まる環境に積極的に行くことをおすすめします。周囲に勉強している人がいることによって刺激を受け、モチベーションを高めることが可能です。
また、英単語の暗記など手軽に行える勉強は、電車やバスの中で行うのも効果的です。目的地に着くまで、という短い目標がやる気を出させます。通学で電車やバスを利用する方は、通学時間に勉強することが習慣化します。空いている時間も無駄にしないようにしましょう。
勉強前にストレッチを行う
勉強を始める前にストレッチを行うこともおすすめです。ストレッチは血行の流れを良くし酸素が脳まで届くため、やる気を出すことができます。やる気と体は密接に関係しています。体調が悪いと頭はうまく働きません。目や首など、勉強をする際に1番疲労する箇所を重点的にストレッチしましょう。
休憩も必要
人の集中力は90分前後が限界と言われています。やる気を継続させるためには、定期的に休憩を挟むことが大切です。集中力が切れた状態で勉強をしても脳が飽和状態に陥り、情報を詰め込むことができません。だいたい60分前後を目安に休憩を取るようにしましょう。散歩に出かけたり、音楽を聴いたりしてリフレッシュすることによって、新たにやる気が出てきます。
また、1日勉強をしない日を作ることも1つの方法です。やる気が出ない状態が続くようなら思い切って1日休む方が、長期的に見て効率的な勉強につながります。受験勉強はメリハリが重要です。睡眠をたっぷり取って体を休めたり外出したりして、気分転換させましょう。
おわりに
今回は受験勉強のやる気を出す方法をご紹介しました。常にやる気を出して受験勉強を行うことは難しいことです。そのため、さまざまな方法を試みながらやる気を出す必要があります。目標を細かく設定したり、適度に休憩を挟んだりして受験勉強に取り組みましょう。
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スタディ・タウン学び情報局 編集部

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