例え留学を決意しても、実際に出発するまでには課題が山積みです。ビザや保険の申請、語学学校探し、宿泊施設の確保など、1人ではどれから手を付けて良いか分からないと言う方も少なくないでしょう。
そのような方々のため、現在では、留学に関わるもろもろの手続きを代行する大変便利な「留学エージェント」と呼ばれるサービスが存在します。ただし、留学エージェントを担う企業は多数存在するため、どの代理店を選ぶべきか迷ってしまう場合もあることでしょう。
そこで今回は、失敗しない留学エージェントの費用と選び方についてご紹介します。
必ずしもエージェントを通す必要はない?
結論から言ってしまえば、必ずしもエージェント会社を通して手続きを進める必要はありません。
各エージェント企業は、提携している保険会社や語学学校を取り入れた留学プランを提示します。そのため、予算を大きく上回った金額を提示される可能性もあります。英語力にある程度の自信があり、留学費用についても可能な限り低予算で抑えたいと言う方は、自身で全ての手続きを進めることを検討しても良いでしょう。
もちろんエージェントを活用した方がスピーディーに手続きを進めることができ、留学に際して必要となる諸手続き以外の準備も整えやすくなります。
また、留学の経験がない方とって、インターネットのみを利用して情報収集を行い、1からプランを立てていくことは非常に困難です。「確実な情報収集を行える」と言う意味でも、エージェントの利用は有益となるでしょう。
多くの場合、エージェントの初回費用は掛かりません。中には入会金無料のエージェントも存在するため、場合に応じて利用するかどうかを決めてください。
エージェントを比較する
例えエージェントに諸手続きを任せるにしても、一社のみの話を聞いただけで入会を即決してしまうことは厳禁です。
インターネット上で自分の理想に近いエージェントを数社選び、直接各社に赴いて話を聞いてみることをおすすめします。複数の企業と相談していく中で、自身の留学に対するビジョンも明確化されていくでしょう。
また、エージェント会社による学校申し込みの仲介手数料としては、平均して1~10万円が請求されます。「登録料無料」などの言葉に誘われ、すすめられるままに手続きを行うと、最終的に膨大な料金が掛かってしまいかねません。
各種費用については、その都度合計金額を確認しましょう。
帰国後のことを考えた場合
留学エージェントの中には、帰国後の就職や転職までサポートしてくれるところもあります。一度仕事をやめて海外留学をするとなると、帰国後に再び就職活動をしなければなりません。語学習得に努める方が圧倒的に増加した現在では、海外留学経験者であっても、すぐに仕事が見つかるとは限らないことも事実です。
出発前から帰国後の就職活動を見据え、必要な準備についてカウンセリングをしてくれるエージェントは、必ずや強い味方となるでしょう。
おわりに
各人のプランや目的によって留学に掛かる金銭的・時間的コストは異なるため、一概にエージェントへ依頼するべきであるとは言えません。
しかし、英語を用いる諸手続きや帰国後の就職活動に不安がある方は、一度エージェントに赴き、カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。必要性に関する判断は、企業との相談の後でも遅くはありません。
今回の記事をご参考に、多くの方が計画的に準備を進め、実りの多い留学生活を送れることを祈っています。
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スタディ・タウン学び情報局 編集部

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