夏休みなどの長期間の休みは、他の受験生と差を付けるチャンスです。しかし休みの期間が長い分、勉強へのモチベーションを持続させることが難しいとも言えます。食後にテレビを見るなどしてだらだら過ごしたり、友達と遊びに行く日が増えたりする子どもの様子を見て、受験勉強へのモチベーションが下がっているのではないかと心配してしまう保護者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、夏休み中でも子どものモチベーションを下げずに大学受験勉強に集中させる方法を3つご紹介します。
勉強部屋を片付いた状態に保つ
勉強に集中するためには、まず勉強をするにふさわしい環境を整えることが重要です。受験勉強をするために参考書やノートを広げても、机の上に勉強と関係ないものが置いてあると気が散ってしまいます。また、部屋全体が散らかっている場合も、やはり気持ちが落ち着きません。つい片付けをしたくなってしまい、勉強をやめてしまうこともあります。受験勉強に集中してもらうためには、定期的に勉強部屋の掃除に入り、部屋の中を常に整理整頓された状態にしておくことをおすすめします。
ただし、無断で部屋に入って片付けをすることはやめましょう。自立心の強い子どもの場合、勝手な振る舞いをされると親への不信感を持ちます。引いては、勉強に対してのモチベーションを下げてしまう恐れもあります。必ず、子どもの許可を取ってから勉強部屋の片付けをしましょう。
大学生活についての話をする
モチベーションが下がる原因の1つとして、何のために勉強をしているのかが分からなくなることが挙げられます。「勉強をすること」自体が目的になってしまうと、勉強へのやる気はなかなか起きません。大学受験のために勉強していることを認識させることが重要です。
勉強の目的意識をはっきりさせるためには、受験に合格した後のことについて話し合うと良いでしょう。自身が大学生活を過ごした中で楽しかったことや人から聞いたおもしろい体験談などを、食事中や勉強の合間の休憩時間に話してみてください。大学生活に対してポジティブなイメージを持つことで、「大学へ行きたい」という気持ちが強くなり、受験勉強に対するモチベーションも向上します。
子どもが将来就きたい職業を決めている場合は、仕事に関する話をすることもおすすめです。楽しい将来が待っていると考えれば、受験勉強漬けの毎日も乗り切れることでしょう。
リビングでおやつ休憩をとらせる
ずっと勉強部屋にこもっていると、気持ちが滅入ってきたり、勉強することに飽きてしまったりすることもあります。気分転換のためリビングで休憩時間を過ごすよう、あらかじめ子どもに声を掛けておきましょう。
休憩の際にはフルーツやはちみつを使ったお菓子を出し、コーヒーや紅茶を淹れてあげることをおすすめします。
フルーツやはちみつには、ブドウ糖が豊富に含まれています。ブドウ糖には脳を活性化させる働きがあります。血液中のブドウ糖が減少すると脳はエネルギー不足になり、集中力や記憶力が低下し、イライラや脱力感などの症状が起こる場合もあります。子どもがブドウ糖不足に陥る前に、摂取させましょう。
コーヒー・紅茶に含まれるカフェインは、眠気覚ましになるだけでなく、集中力や記憶力を向上させる効果があると言われています。勉強の合間にはぴったりの飲み物だと言えるでしょう。コーヒーや紅茶にはちみつを入れると、カフェイン摂取とブドウ糖補給が一度でできるためおすすめです。
おわりに
夏休み中でも子どものモチベーションを下げずに、大学受験勉強に集中させる方法をご紹介しました。
子どものやる気を引き出すために親ができることはたくさんあります。子どもが今どのような状況なのかに気を配り、大学受験に集中できる環境作りをしてあげましょう。
進路に合わせた学習ができるスタディ・タウン高校生は、基礎力の強化や志望校対策に最適です。低価格で、いつでもどこにいても最高レベルの映像授業が受けられるため、長い夏休みの間に活用して周りの受験生と差をつけましょう。

スタディ・タウン学び情報局 編集部

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