いよいよセンター試験まであと、4日となりましたね。
センター本番で100%の力を発揮するためには、まず当日試験以外のことに気を取られないよう、事前準備を万端にして試験に臨むことです!
今回も、センター試験で100%の力を出し切るために、センター試験までに必ず確認しておきたい、直前チェックを紹介します!
センター試験の心得<第2回>は、『100%の力を発揮するための時間割りと持ち物チェック』についてご案内します。
コンテンツ
センター試験、試験時間割は?
センター試験は受験科目によって時間割が異なります。
必ずしも友達と受験時間が同じとは限らないので、必ず<自分の試験時間割を事前に確認>しておきましょう。
2018年度センター試験の時間割は以下の通りです
試験日 | 試験教科・科目 | 試験時間 | |
1日目 (1月13日) |
地理歴史 ・ 公民 |
「世界史A」「世界史B」
|
2科目選択 9:30~11:40(※1) 1科目選択 10:40~11:40 |
国語 | 「国語」 | 13:00~14:20 | |
外国語 | 「英語」「ドイツ語」 「フランス語」「中国語」 「韓国語」 |
筆記 15:10~16:30 リスニング 「英語」のみ 17:10~18:10(※2) |
|
2日目 (1月14日) |
理科(1) |
「物理基礎」「生物基礎」
|
9:30~10:30(※3) |
数学(1) |
「数学Ⅰ」
|
11:20~12:20 | |
数学(2) |
「数学Ⅱ」
|
13:40~14:40 | |
理科(2) |
「物理」「化学」
|
2科目選択 15:30~17:40(※1) 1科目選択 16:40~17:40 |
(※1)60分(1教科あたり)×2(科目数)+10分(問題回収・配布のための予備の時間)=130分となっています。
(※2)「英語」のリスニングの試験時間は30分ですが、ICプレーヤーの作動確認や音量調節の時間も考慮して、60分となっています。
(※3)理科(1)では、必ず2科目を受験すること。
センター試験は時間厳守です。
会場によって設けている入室時間は異なりますが、開始時間の15~20分前くらいには、必ず着席しているようにしましょう。
センター試験、前もって当日の持ち物を確認!
大事なセンター試験。当日は試験だけに集中したいですよね。
トラブルなく試験に臨めるよう、<前日までに必ず荷物のチェック>を行いましょう。試験前日までには持ち物を確認・用意しておくと安心です!
とは言っても、いったい何を準備すればいいのかイメージし辛いですよね。
なので、私の経験や元受験生の声から「必要なもの・あると便利なもの」をリストアップしました。
■持ち物
□受験票・写真票(必需品です。きちんとカバンに入れたか、家を出る前に必ず確認しましょう)
□生徒手帳(万一、受験票を無くしたときに、本人確認のために必要な場合があります)
□受験案内・受験上の注意
□黒鉛筆(H・F・HBに限る)
□プラスチック製の消しゴム(よく消えるものがおすすめ)
□鉛筆削り(電動式を除く)
□交通費など(少し多めに持っておくと安心)
□昼食(お弁当・飲み物)
□眠気覚ましドリンク(食後の眠気対策に1本あると良いでしょう)
□予備のメガネ(コンタクトの人)
□時計(時計機能だけのもの)
□使い慣れた参考書・ノートなど(お守り代わりに)
□ハンカチ・ティッシュ(机上に置けるのは中身だけです)
□上履き・下履きを入れる袋(会場によっては必要なことも)
□常備薬(下痢止め・頭痛薬・絆創膏など)
□シャープペン(メモ用)
□カイロ・目薬(使わなくてもあると安心)
□防寒着(厚手の上着を1枚着るより、薄手のものを重ね着する方が便利です)
受験票・写真票は机上に置きましょう。
他に机上に置けるのは黒鉛筆、消しゴム、鉛筆削り、時計、眼鏡、ハンカチ、ティッシュ、目薬、シャープペン(メモ用)だけです。
試験当日は慣れないことの連続なので、気持ちを落ち着かせるお守りなどがあると良いでしょう。使い慣れた参考書やノートを復習に使うことでも、気持ちを落ち着かせる効果があります。
また、意外と見落とされがちなのは「時計」です。時計がない試験会場もあるので、時間を確認できるよう時計は必ず持参するようにしましょう。
センター試験、事前に知っておきたい注意点は?
・万一、受験票を忘れた場合は、試験本部で仮受験票を交付してもらいましょう。仮受験票を発行する際には、学生証の提示が求められる場合があります。必ず持っていくようにしましょう。
・会場によっては、売店・食堂は営業していないこと、もしくは営業していても混雑していることが予想されます。事前にお弁当や飲み物は用意しておくようにしましょう。
・会場によって寒かったり、暑かったりすることが予想されます。なるべく調整しやすい着脱可能な服装を心がけましょう。
・コートを着用したまま受験することも可能ですが、英文字や地図等が入っている服装は不可です。
・ひざ掛けや座布団を使用する場合には、試験開始前に監督者の許可を得ましょう。英文字や地図等のあるひざ掛けは許可されません。
・携帯電話や時計のアラームは必ずOFFにしましょう。また、携帯電話は電源を切り、試験中はカバンの中にしまっておきましょう。万一、アラームが鳴ってしまった場合は、不正行為とみなされる可能性があります。
次回のセンター試験の心得は<備えあれば憂いなし!アクシデント対処法>です。
編集後記
こんにちは。心配性の中川です(笑)。今回の編集後記は私が担当させていただきます。
寒くなってきましたね。受験生の皆さん、体調はいかがですか?
今回は私の受験体験をご紹介させて頂きます。
受験生時代、心配性の私は、試験本番の1ヶ月前からあまりよく眠れなかった記憶があります。初めて行く試験会場、張り詰めた雰囲気など、試験当日も緊張の連続でした。
そんな私の「こうしておけばよかったのに…」という後悔と、「これをやって良かった!!」という成功体験をもう少し教えますね。
失敗したことは、やはり「時計」です。大学が試験会場だったので、時計くらいあるだろうと安易に考えていました。
しかし、会場に着いたら時計がない。1つもない!!とても焦りました。
試験会場によっては時間のズレを防ぐために、時計をあえて外している会場もあるようです。
「時計は会場にはない」くらいの気持ちで構えておくことをおすすめします。
「これをやってよかった」と思うことは、眠気覚ましドリンクを持っていったことです。
よくあることですが、ご飯を食べた後、暖かい部屋で座って待っていると、眠くなってしまいがちです。
特に前日からずっと緊張していて、無事午前の試験を終えてからのお昼休みは少し気が緩みます。
午後の試験中にうとうと…なんてことにならないよう、念のため持っていて損はないと思います。
早めに準備を始めて、万全の状態でセンター試験当日を迎えるようにしてくださいね。
みなさんの健闘を祈っています!
スタディ・タウン高校生 中川大志

高橋 裕美

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