英語をしっかり勉強したいと思う一方、日々忙しく、英会話スクールなどに通う余裕はないとお困りの社会人の方もいらっしゃると思います。
学生時代にもっとやっておけばよかった、という後悔の声も少なくありませんが、諦めてはいけません。仕事の合間を縫いながらでも、効率よく英会話力を向上させる方法はあります。
そこで今回は、毎日の仕事に忙しい社会人の方でも、働きながらビジネス英語を学習する方法をご紹介します。
通勤時間を有効活用
日々仕事に追われる社会人にとって、帰宅後に何時間も勉強しようという試みは無謀です。
学習に取り組む際には、無理のない範囲から始めることが大切です。そこで、まずは通勤電車内の時間を活用しましょう。スキマ時間を賢く利用することで、毎日決まった量の勉強ノルマを、無理なくクリアすることが可能です。
朝の通勤時間は、耳を中心に鍛えることをおすすめします。路線によって、朝の通勤ラッシュ時の車内は、本を広げることもままならない状況にあります。そこで、携帯オーディオプレーヤーやスマートフォンなどを活用し、ネイティブのスピーキング音声を電車に揺られながら聞いてください。もちろん漫然と聞くだけでなく、単語の意味や文章の訳などを思い浮かべるなど、英語に意識を集中させることが重要です。
そして帰りの電車では、本を広げて勉強をしましょう。最も効果的な方法は、朝聴いた範囲をもう一度、目で追いながら聞くことです。英語において反復練習は基本ですが、その際に耳と目を連動させて覚えると、効果がさらに高まります。
寝る前30分だけで、読み書き
会社への往来で、英語を勉強するための「耳と目のトレーニング」を行う目処は立ちました。そして、さらに「口と手」を学習に連動させることにより、より着実に英語力を身に付けることができます。
寝る前30分間を使い、発音し、書くトレーニングを行いましょう。具体的には、会社への往来において学んだ単語や文章の範囲を、もう一度音読します。単語や文章の意味を正しく理解できているかを、ここでしっかりと整理してください。
音読を終えて、それでも覚えられない単語や例文については、ノートに書いてみましょう。労力を最小限に抑えるため、書く練習に移るまでに、できるだけ多くの単語やフレーズを覚えておくことがポイントです。
また、学習後はしっかり睡眠をとることも大切です。暗記した内容を長期記憶へと着実に移行させましょう。
日常会話よりもビジネス慣用句をまず覚えよう
仕事のために英語を勉強する社会人にとっては、日常会話に必要となる語彙を覚えるよりも、実用性のあるビジネス慣用句を覚える方が大切です。
ビジネス慣用句の場合、学習時に見かける例文の細部を別の語句に置き換えるだけで、実践的に使用できる場合が多々あります。そのため、フレーズを覚える際には、単語を1つずつ覚えていくのではなく、慣用句が使用されている例文を丸ごと暗記するように心がけてください。
前項でもご紹介したように、書く練習に際しては、自分専用の「苦手ノート」を作成し、覚えにくかったビジネス慣用句をまとめておくと効果的です。
おわりに
社会人の方に向けて、ビジネス英会話を学ぶ際のポイントをご紹介しました。
ビジネス英会話を学ぶ場合、「話す・書く」のアウトプットができないと、仕事において有益なスキルとはなりません。そのため、上記でご紹介した勉強法を実践する際にも、最終目標として、覚えた単語や例文を話せる・書けるようになることを意識しましょう。
今回の記事もご参考に、「英語のできる自分」を想像し、モチベーションを高めつつ、効率よく学習に取り組んでください。
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スタディ・タウン学び情報局 編集部

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