大学入試の中でも、避けて通れない科目は英語です。
大学・学部によっては、他教科と比較し英語の配点が高い場合も多く、
文系・理系問わず英語対策は合格のカギを握ると言っても過言ではありません。
今回は、青山学院大学・国際政治経済学部A方式の英語の傾向と対策をご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
【傾向】
○出題形式
試験時間は、90分。
大問は例年6題の出題です。
要約と自由英作文の2題が記述式で、その他はマークシート法による選択問題です。
○出題内容
例年、大問6題のうち5題が読解問題で、残りの1題が自由英作文です。
○難易度
語彙レベルはやや難のレベルです。
設問は、やや判断が難しいものもありますが、全体的には標準的なものが多いです。
しかし、90分という試験時間を考えると読解力が多く、高い速読力と設問処理能力が求められています。
【対策】
対策1、語彙の強化
90分という試験時間内にかなりの英文を読み設問を的確に処理していくには豊富な語彙が不可欠です。
標準的なレベルの語彙は早めに覚え、ややレベルの高い単語帳を活用してみましょう。
ただし、実践的な語彙力を身につけるには、やはり実際に読んだ英文で語彙力の定着を図る方法が有効なので、語彙力アップを意識して過去問の活用を図りたいです。
対策2、速読力の養成
本文や設問のレベルは標準的ですが、その分量が多いため速読力が不可欠です。
主題を素早く見抜いて、設問の該当箇所を特定する練習に意識的に取り組みましょう。
また、英文を読むための基礎となる文法力を養う必要があります。
最初はゆっくりでも良いので英文の構造を正確にとらえる力を養成し、そのうえでできるかぎり多くの英文を読み、速読力を上げていくというステップを踏んでほしいです。
対策3、英作文力の向上
平易な語句を使って文法的に誤りのない英文が書けるようにしたいです。
ライティングの教科書に載っている基本的な構文や表現は必ず暗記しておきましょう。
自由英作文は英文を論理的に組み立てられるかどうかが重要なポイントなため、問題集で基本的な英文の組み立て方を押さえ、実際に過去問を使って色々なテーマで英文を書く練習を積んでおきたいです。
書いた英文は第三者に添削してもらい、基本的な文法事項の誤りがないか、文章の構成は適切な組み立てになっているかをチェックしてもらいましょう。
対策4、過去問の活用
早い段階で過去問にあたり、その出題レベルや設問形式などを確認し、受験本番までに何が必要なのか自ら考え、今後の学習の指針にしたいです。
以上が、青山学院大学・国際政治経済学部A方式の英語の傾向と対策です。

スタディ・タウン学び情報局 編集部

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