大学入試の中でも、避けて通れない科目は英語です。
大学・学部によっては、他教科と比較し英語の配点が高い場合も多く、
文系・理系問わず英語対策は合格のカギを握ると言っても過言ではありません。
今回は、青山学院大学・文学部英米文学科A方式の英語の傾向と対策をご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
【傾向】
○出題形式
試験時間は、100分。
大問は例年5題の出題です。
記述式とマークシート法による選択式との併用です。
○出題内容
大問1、大問2が読解問題、大問3が英作文、文法・語彙、大問4が自由英作文、大問5がリスニング、計5題という出題形式です。
○難易度
全体としてかなりの英語力が求められています。高い難度です。
【対策】
対策1、英文読解
まずは基礎的な、文法・構文の把握力と語彙力を鍛えていく必要があります。
普段の学習で文法事項や構文を十分に意識しながら英文を読み、未知の語句を丹念に覚えていくという地道な学習が求められます。
そのうえで、問題集などで様々なジャンルの英文を読みなれることで、身につけた知識を正確に適用できる実力をつけましょう。
読解の基本的な力をつけたら、それぞれの設問に対処するためのより具体的な力をつけていくのがよいでしょう。
内容説明問題については、ある程度の難度の英文を読んで内容に関する選択式の設問をこたえるタイプの問題集を、出来れば複数こなして設問対処の訓練をしておきたいです。
英文和訳については、必ずしも直訳にこだわらず、内容を正確にとらえたうえでそれを柔軟に日本語で表現する訓練をしておきましょう。
書いたものを自分なりに判断する能力も大切なので、英文和訳の問題集などを利用して十分練習しておきましょう。
対策2、文法・語彙
文法・語彙の空所補充問題は基本的な文法・語法の知識を問うものが大半です。
標準的な問題集を1冊でも繰り返し時間をかけて学習しましょう。
対策3、英作文
和文英訳は文法の例文を日本語から英語に訳す学習だけでは不十分で、自然な日本語英語に訳す訓練を積んでおく必要があります。本格的な問題集を用いて、解答例と照らし合わせながら学習しましょう。
また、和文英訳は解答の幅が広く、解答例以外のものも正解となる場合も多いので、第三者に見てもらうのもよいでしょう。自由英作文も対策が難しい分野です。
まず自由英作文の参考書・問題集をざっと眺めて、どのような考え方で文章を書けばよいかつかむことから始めることをすすめます。
解答例を見る際には、主題から具体例などにどのように展開しているか、またその際にどのような表現を用いているかに注目しましょう。
その後解答例と照らし合わせて問題点を洗い出すようにしましょう。
同じテーマで50語、100語と語数を変えて練習をすれば、出題されている語数でどの程度の内容が書けるかもつかめます。
さらに、必要に応じて添削指導やアドバイスを求めましょう。
対策4、リスニング
分量も難度も高めなので、リスニングの対策もそれなりの時間と労力を割く必要があります。
とにかく大切なのは、十分な量を聞くことです。
以上が、青山学院大学・文学部英米文学科A方式の英語の傾向と対策です。

スタディ・タウン学び情報局 編集部

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