大学入試の中でも、避けて通れない科目は英語です。
大学・学部によっては、他教科と比較し英語の配点が高い場合も多く、
文系・理系問わず英語対策は合格のカギを握ると言っても過言ではありません。
今回は、青山学院大学・経営学部A方式の英語の傾向と対策をご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
【傾向】
○出題形式
青山学院大学経営学部 A方式の試験時間は、90分。
大問は例年7題の出題です。
英文和訳と和文英訳各1問が記述式となっていますが、その他はマークシート法による選択問題です。
○出題内容
読解問題3、4題、会話文問題0、1題、文法・語彙問題2題、英作文問題1題、計7題という出題形式です。
○難易度
青山学院大学経営学部 A方式の長文読解問題は、ここ数年やや難化傾向にあります。
ただし、設問はそれほど難解ではなく、本文が長いので素早く的確に読めるかどうかがポイントになります。
会話文の空欄補充も標準的です。
文法・語彙問題はおおむね標準的ですが、やや難度の高い熟語表現が問われる傾向にあります。
全体としては、やや難のレベルで、受験生の実力を的確にはかることのできる良問といえます。
【対策】
対策1、長文読解対策
青山学院大学経営学部 A方式の問題の分量と試験時間とから考えると、読解問題の対策は最重要です。次の2つが対策のポイントになります。
1つ目は読解問題のうち、文中に下線をひかれた語(句)に対する設問で構成されているものについてです。この問題では、語彙力を問う設問も多いのでまずは各設問に目を通すようにしましょう。本文を読むうえでヒントになることもあります。
長文を読むうえで大切なことは、一文一文の理解をおろそかにしないことです。
文単位の理解を前提としなければ、いくら早く読む練習をしても意味はありません。
単語や熟語の意味や文法をしっかり頭に入れ、途中で止まらないように読めることが大切です。
精読の速度を上げることが大切です。
2つ目は会話文を含め長文の空欄補充問題が例年出題されています。前後関係を注意して読めるようになりましょう。
対策2、語彙力
語彙力は文法・語彙問題、読解問題の本文を読むのにも必要です。
以下2つを対策のポイントとして勧めます。
1つ目は対策1でのべた読解問題の対策の際に出会った単語は確実に覚えることです。
繰り返し復習して覚えることが重要です。
2つ目は市販の単語・熟語集を利用して、こちらも繰り返し覚えることです。知らない単語、わからない部分はそのままにせず、隙間時間で覚えるようにしましょう。
対策3、会話表現
会話文はよく出題されており、文法・語彙問題において会話的な表現が含まれていることもあります。
市販に問題集を一通りこなして会話表現に慣れておきたいです。
対策4、時間配分
青山学院大学経営学部 A方式の英語の試験時間は90分です。
マークシート法による解答が多いが、90分の試験時間を考えれば、時間配分には十分注意が必要です。
多くの受験生が長文に時間がかかり時間内に解き終えられなくなってしまう傾向があります。他の受験生と差をつけるには、長文読解をいかにスピーディーに正確にこなせるかが重要になってきます。
繰り返し過去問を解いて、自分なりにバランスを考え、手の付けられない問題がないようにしましょう。
以上が、青山学院大学・経営学部A方式の英語の傾向と対策です。
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スタディ・タウン学び情報局 編集部

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