2016.01.21社会人英語

「語順の違い」が、なぜそれほど問題なのか? |ダン上野Jr.の英語上達とっておきの秘訣(16)

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ダン上野Jr.

英語学習者の皆さん、こんにちは! 
 
東京SIM外語研究所 所長のダン上野Jr.です。

TOEIC・英会話の特効薬!「ダン上野Jr.の英語上達とっておきの秘訣」、その16 です。

今回は、「語順の違いが、なぜそれほど問題なのか?」というテーマです。

きっと英語上達のカギをつかむことができますよ。

 

 

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●「語順の違い」が、なぜそれほど問題なのか?

前回は、「語順の違い」をおろそかにしていることが日本人の英語下手の最大の原因だ、と言いました。

今日はこの点について、ちょっと詳しく説明しましょう。

英語と日本語の語順の違いを端的に表しているのが述語動詞(V)の位置です。

この点を、「日本と日本語大論争」の著者ジャック・ハルペン氏は、次のように明快に言い切っています。

 

英語ではいつも動詞が先に出たがっている。

ところが日本語では、いつも動詞が最後に来たがる。

これが両言語の最大の違いだ

 

次の2つの文章を見てください。

ハルペンさんの言う通りであることがわかります。

———————————————————————-
<英語>
I was reading a book which my father gave me yesterday.

<日本語> 
私は、昨日、父がくれたところの本を、読んでいた。

———————————————————————-

この2つの文章の内容は同じです。

でも、文章の根幹である、主語(S)と述語動詞(V)の位置関係に注目してください。

英語では主語「I」のすぐ次に述語動詞「was reading」が来ます。

このように、英語の特長は「S+V」を先に持ってくるところにあります。

真っ先に結論「S+V」を言い放ってから、その理由を後で詳しく述べるというわけです。

これに対して、日本語では文章の最後に「読んでいた」と来ます。

日本語は、まず付帯状況を細かく説明した後で、動詞を一番最後に持ってきます。

まず理由が先、それから最後に結論、というわけですね。

このように、英語と日本語では文章の根幹である述語動詞「V」の位置が全く違います。

つまり、英語と日本語では「語順が全く違う」ということです。

この「語順の問題」を処理するために、日本人は「返り読み」の手法を取り入れました。

ところが「返り読み」の習慣こそ、日本人の英語が上達しない最大の原因になってしまったのです。

「返り読み」には、致命的な欠陥があるからです。


文頭から文末まで行ったり来たりするので、「あまりにも時間がかかり過ぎる」ということです。

TOEICリーディングで時間切れになるのは、そのせいなのです。

しかし、そればかりではありません。

「返り読み」は、さらに致命的な弊害を日本人にもたらしたのです。

それは何かといいますと…!

…そのことは、また次回、ご説明しましょう。

次回の「英語上達とっておきの秘訣」 は、「日本人が英語を話せない決定的な理由とは?」です。

お楽しみに!

 

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