2015.06.16中学受験

中学受験の準備は何年生から?塾通いを始めるタイミング

Pocket
LINEで送る

中学受験現在では、中学入試を受ける小学生は珍しい存在ではなくなっています。

一般的に、中学受験の準備は「小学3、4年生」から始める家庭が多いと言われています。しかし、本当に中学受験の準備は小学3、4年生から始めなければならないのでしょうか。また、この年代から受験対策を行うことは本当に効果的なのでしょうか。

今回は、中学受験のための塾通いを始めるタイミングについて解説します。

handa_300x165-01

まずは子どもの学習習慣を知ることが大切

学習習慣親が子どもの進路を心配して「そろそろ塾に行った方が良いんじゃない?」と尋ねることがあります。この不安に流されて、「そろそろ時期だから」と塾へ入れられる子どもの多くは、塾の授業中座っているだけで終わりがちです。これは単に学力レベルが足りないためではなく、勉強する習慣が定着していないことが原因です。勉強に対するモチベーションが上がらないまま机に向かうことほど、無駄な時間はありません。

また、中学受験対策コースを受講している場合、周りの子どもたちとのやる気に格差が生まれることもあります。モチベーションが上がらないままではやる気の格差は広がるばかりで、成績も思うように伸びないことが考えられます。

したがって、塾を選ぶ前に我が子の学習習慣ややる気を把握しましょう。具体的には、学校から帰ってきた後の宿題を含めた勉強時間、読書習慣、子どもの志望校などが挙げられます。これらの項目は、今後の勉強における我が子の伸びしろを測るものと言えるでしょう。日頃から勉強する土壌がない場合、高みを目指す塾の環境に順応することは困難です。

小学校低学年のうちから我が子の学習習慣を把握することで、塾に入った後の長期的な受験対策が立てやすくなるのです。

 

学習習慣がついていない場合の中学受験対策

学習習慣がついていない場合の中学受験対策我が子の学習習慣を調べた結果、家でめったに勉強をしないことがわかった場合にはどのような対策をとれば良いのでしょうか。対策としては、2通りの方法が考えられます。

1つは、自宅での親によるサポートです。具体的には、宿題を見てあげたり、休日の決まった時間に市販のドリルや問題集を一緒に解いたりすることです。家事や食事のように日常生活の中に勉強を組み込むことで、勉強に対する抵抗感を抑えて学習習慣を身に付けることができるでしょう。

2つ目の対策は、少人数指導塾や家庭教師を利用したサポートです。親が仕事で忙しい場合は自宅で一緒にサポートするのが困難なため、そのようなケースでは少人数指導塾や家庭教師の利用をおすすめします。なるべく先生の目が届く範囲で集中して勉強できる環境を用意してあげましょう。学習習慣を定着させるための塾通いであれば、小学3、4年生と言わずなるべく早いうちから始めた方が効果的です。

 

学習習慣がついている場合の中学受験対策

学習習慣がついている場合の中学受験対策日頃から自分で勉強時間を確保できる、またはできるようになったのであれば、いよいよ本格的に中学受験対策をするための塾へ通うことになります。その際に家庭で実践してほしいことは、塾に入ることを強制しないことです。「塾に入りなさい」と強制してしまえば、せっかく身に付いていた学習習慣も自分を縛る鎖と化してしまい、勉強に対するモチベーションが下がってしまうかもしれません。

あくまで塾は選択肢の1つとして示し、「塾に入って勉強すると良いことがたくさんある」「私立の中学に入学すると楽しいことがたくさんある」など、子どもの興味関心を誘いましょう。子どもの方から自発的に塾通いをしたがるようにするのです。自発的に勉強することで、自分で自分を律する力はどんどん伸びます。そして、自分を律する力は自分の決めた目標を最後までやり抜く力に変わります。受験する本人のやる気や精神力は、熾烈な中学受験を制するための最後の砦になるでしょう。

塾という選択肢を示す時期は、子ども本人が中学生という具体的なイメージを抱きやすい小学4年生が良いでしょう。子ども自身が明確なビジョンを持たないまま塾へ入っても、モチベーションが上がらず成績も伸び悩んでしまう恐れがあります。注意しておきましょう。

 

おわりに

塾に入り、その成果を十分に発揮するためにも子ども本人の学習習慣は不可欠です。学習習慣が身に付いていない場合は自宅でのサポートや個別指導塾などを利用して定着を図ってください。

そして、学習習慣がついてきた場合は子どもに塾を強制するのではなく、あくまで本人が通いたくなるようにしましょう。このタイミングとしては、本人が明確な目標を意識しやすい4年生がおすすめです。

我が子の将来を心配する親の気持ちも理解できますが、子どもが自分で進路を切り拓くお手伝いをする、と意識を変えてみるのがポイントかもしれません。

 handa_300x165-01

STUDY TOWN 小学生のネット講座

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
The following two tabs change content below.
スタディ・タウン学び情報局 編集部

スタディ・タウン学び情報局 編集部

スタディ・タウン学び情報局 編集部です。 小学生から大人まで、みんなに役立つ学び情報をお届けします。