2015.09.07大学受験

【大学別入試対策】読解力を問う問題が多い上智大学国語の現代文、出題傾向をチェック!

上智大学国語の現代文

はじめに

上智大学の現代文はほとんどが読解問題で構成されるという難関大学でも珍しい出題傾向です。漢字や熟語などの知識問題で得点できないため、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。しかし出題傾向を押さえて対策することにより、読解問題も確実に得点できるようになります。今回は上智大学国語の現代文の出題傾向を確認します。

出題形式

読解力とスピード上智大学の国語は試験時間60分(文学部国文学科は試験時間90分)で大問3問から構成されます。設問数も多く、時間制約の厳しさはセンター試験並みです。読解力だけでなく、問題文を読むスピード、情報を処理するスピードも要求されます。解答形式は選択式と記述式の両方です。

 

 

 

 

 

 

出題傾向

出題傾向現代文では小説・随筆の出題はほとんどなく、評論が出題されています。評論の内容は高度で、主題は文化・社会・教育・人間考察などさまざまです。大部分が読解問題と真偽判別問題で構成され、漢字や語句を問う知識問題はわずかです。

評論文の読解問題には部分読解や全体把握、内容説明などが含まれます。選択肢は紛らわしいものが多いため、正確な読解力と丁寧な選択肢の吟味が要求されます。上智大学特有の選択肢の作り方や表現に慣れるため、過去問をよく研究しておきましょう。

学部によっては近代文語文が出題されることもあります。出題頻度は少ないものの読解力だけでなく、古文や漢文の知識も必要となるため注意しましょう。

 

評論の対策

演習を繰り返すここでは現代文のうち、評論の対策についてご紹介します。評論の対策は以下の手順で行うと良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

【ステップ1】読解力を上げる

まずは読解力を上げるために問題文を丁寧に読む練習から始めましょう。接続詞や繰り返し用いられるキーワードに印をつけながら読んでください。文と文、段落と段落の関係性を確認しながら読み進めることにより全体把握ができるようになります。基礎知識や評論のテーマに関する背景知識があるとより理解が深まるでしょう。キーワードや評論用語をまとめた参考書を用いて確認することをおすすめします。

 

【ステップ2】解答の根拠をつかむ

次に問題に取り組みます。選択式・記述式に関わらず、必ず解答の根拠を確認しながら学習を進めてください。自信を持って解答の根拠を説明できない場合は繰り返し問題文を読み込みましょう。解答の根拠をはっきりと説明できるくらいになれば、読解力がかなりついていると言えます。また選択肢を丁寧に吟味することにより上智大学特有の選択肢の微妙な表現も読み取ることができるでしょう。

 

【ステップ3】過去問演習

最後に過去問を用いて演習を繰り返します。ここでは試験時間を意識して演習に取り組んでください。前述のステップ1とステップ2を通して、読解力がすでに身についているはずです。読解力が上がれば解答するスピードも自然と上がります。素早く正確に問題文を理解し、解答する練習を繰り返してください。

 

小説・随筆の対策

出題頻度が少ない分野ですが、しっかり対策しておきましょう。小説・随筆の問題は客観的に読み進めることが大切です。登場人物の動作や発言に注意し、心情表現や心情変化に当たる部分に印をつけながら読み進めましょう。

 

近代文語文の対策

独特の文体に慣れることが最も重要です。森鴎外や福沢諭吉、夏目漱石などの有名な作品は読んでおきましょう。文語文に慣れない場合は口語訳されているものから取り組んでも良いでしょう。

 

おわりに

今回は上智大学国語の出題傾向についてご紹介しました。出題傾向を知ることにより今後の学習の方向性が見えてきたのではないでしょうか。読解力は突然身につくものではありません。コツコツとした積み重ねが読解力向上の秘訣です。

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スタディ・タウン学び情報局 編集部

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