2015.06.08大学受験

大学入試に必要なお金の相場

Pocket
LINEで送る

大学入試に必要なお金の相場大学進学費では入学金や学費が注目されますが、複数の大学を受験するケースが増えている今、侮れないのが受験費用です。試験方法もAO入試や推薦入試、一般入試とさまざまで、併願も可能です。そのため1つの大学を数種類の方法で受験するケースも出てくるでしょう。今回は、侮っていては後が怖い、大学入試に必要なお金の相場をご紹介します。

 

願書請求にもお金がかかる!

願書請求願書請求は、センター試験や国公立大学に関しては無料です。しかし、私立大学は1通500円~1,000円ほどの請求費用がかかります。東京では1,000円、それ以外の地域では700円が相場です。

願書請求の際に注意したいことは、受験形式を変えて同じ大学や学部を複数回受験する場合、まとめて出願することです。一度に出願できれば願書は1枚で構いませんが、別で出願する場合は別途で願書が必要になってしまいます。そうなれば、もちろん願書の枚数分請求費用がかかってしまうのです。志望校が絞りきれずにとりあえず気になる大学や学部すべての願書をバラバラに取り寄せてしまうと、願書の請求費用だけで大変な金額になることも。

もちろん願書提出の際には郵送料も必須です。細かな出費と軽視しがちですが、受験費用を抑えるためにもできる限り的を絞った願書請求をしましょう

 

受験料は意外と高い!国公立2校+私立2校で10万円以上

受験料国公立大学の共通1次試験はセンター試験利用入試です。センター試験の受験料は3教科以上で1万8,000円、2教科以下の場合は1万2,000円と定められています。そして国公立大学の2次試験は、1万7,000円で一律です。

なお、センター試験利用入試とはセンター試験の成績によって合否判定が付く入試のことで、現在国公立大学と8割以上の私立大学で行われています。センター試験の結果のみで複数の大学に出願することができ、実施している大学のほとんどが一般入試との併願を認めています。

私立大学における一般入試の受験料は大学によって異なり、安くて2万円、高くて5万円ほどとなっています。しかし、医学・歯学系の大学や学部を除く多くの大学では3万5,000円が相場です。

相場をもとに、国公立大学を2校(ともに前・後期申し込み)と私立大学2校を受験する場合を考えてみましょう。この場合、受験料だけで約12万円という高額な出費となります。多大な出費を強いられる大学受験ですが、私立大学の入試をセンター試験利用入試に変更する、同一大学の学内併願による割引制度を利用するといった方法で費用を軽減することも可能です。

 

遠方受験の際は「交通費+宿泊費」の準備を忘れずに

遠方受験遠方の大学を受験する際に必要なのが、交通費宿泊費です。受験する大学数や試験日程によっては、何回も移動を繰り返し、ホテルに長期滞在する必要もあるでしょう。そのため、交通費や宿泊費は相当な金額になってしまうこともあります。仮に大阪から東京の大学を受験する場合、新幹線を利用すると交通費は往復で約3万円かかります。那覇から東京の大学を受験する場合に至っては、飛行機を利用して往復約8万円もかかってしまいます。そしてホテルの宿泊費は、時期にもよりますが1泊約8,000円です。受験校が複数になる場合や保護者がついていくことになれば、交通費・宿泊費ともに倍額で考えなければなりません。

 

しかし、最近では県外に試験会場を設置する大学や、個別試験からセンター試験利用入試に変更可能な私立大学も増えています。費用や時間の節約のためにも、できるだけ県外試験会場やセンター試験を利用する方が良いでしょう。

もし遠方受験が必要になった場合は、利用する交通機関の往復割引や各種学生割引、新幹線回数券、受験生割引や早期購入割引などのさまざまな割引制度の活用をおすすめします。宿泊を考える場合も、各種旅行会社が設定する「受験生プラン」を利用するとお得です。このようなプランは値段が手頃なことはもちろん、朝夕の食事や学習スペースの配慮もされていることが多いのが特徴です。設備や交通の便が良い宿を押さえたいのであれば、早めの予約が必須です。

また、遠方の同一地域で複数校受験する場合は、ウィークリーマンションを借りるという方法もあります。都内でも、敷金や礼金などの費用をかけずに、家具・家電常備の物件を10万円以下で借りることができます。交通費の節約になるのはもちろん、長時間の移動や慣れないホテル生活によるストレスを避け、勉強に集中できるという点でも人気です。

 

おわりに

大学費用と聞くと、入学金や学費のように、合格した後のお金を考えがちです。しかし、大学に入学するためにもそれなりの準備が必要です。試験を目前にした子どもは、受験費用の細かな節約まで気が回らないことがほとんどです。受験にかかるお金のことまで子どもに任せきりにするのではなく、親も志望校の入試情報や節約ポイントを細かく調べ、無駄のない受験を心掛ける必要がありそうです。

 

bnr_728_90(media)

 

スタディ・タウン高校生

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
The following two tabs change content below.
スタディ・タウン学び情報局 編集部

スタディ・タウン学び情報局 編集部

スタディ・タウン学び情報局 編集部です。 小学生から大人まで、みんなに役立つ学び情報をお届けします。