2018.06.05大学受験

【大学入学共通テスト】センター試験とどう違うの?【わかりやすく説明】

はじめに

「入試制度改革」という言葉をみなさんは耳にしたことがあると思います。

2020年度(2021年1月)の入試、つまり、2018年現在の高校1年生の学年の入試から、センター試験が廃止され、新たに「大学入学共通テスト」が実施されます。

でも、まだまだ情報が少なく、「センター試験と何が違うの?」「どんな対策をすればいいの?」と不安に思っている方も少なくないと思います。

本記事では、そんな「センター試験」と「大学入学共通テスト」の違いについて、徹底的にわかりやすくご説明していきます。

違い① 国語・数学が「全問マーク形式」から「一部記述形式」に!

センター試験は、全問マーク形式でしたが、大学入学共通テストでは、文章の一部に国語と数学で記述式の問題が出題されます

国語はこう変わる!

国語総合(古文・漢文を除く)で、文字数80~120字程度の問題を含め、記述式の問題が3題程度出題される予定です。

記述式の導入に伴い、試験時間は100分程度となる見込みです。

数学はこう変わる!

数学では、数学Ⅰの範囲で、3問程度の記述式問題が出題される予定です。

大問の中で、マークシート式問題と記述式問題を混在した形式での出題となる見込みです。

数学も、国語と同様に記述式の導入に伴い試験時間は延長されて、70分程度となることが想定されています。

平成36年度からは社会や理科でも記述が導入

なお、 平成36年度(2025年1月実施予定)の共通テストからは、それまでの記述式問題の状況を検証しつつ、地理歴史・公民分野や理科分野でも記述式問題の導入が検討されています。

違い② 英語は共通テストと外部試験の2つの試験で決まる!

受験勉強英語は少し複雑で、2021年1月の入試では、大学入学共通テストと外部試験の2つの試験の結果が、大学入学共通テストの英語の結果となります。

評価の対象となる外部試験は、ケンブリッジ英語検定、英検、TOEFL、TOEIC、GTEC、TEAP、TEAP CBT、IELTSの8種類です。

※英検は従来型ではなく新型のみ外部試験の対象

→受験する試験によって損・得はあるの?

外部試験のチャンスは2回!

受験生は、高校3年生の4月~12月の間の2回までの外部試験結果を大学入試センターに送付し、そのうち成績の良い試験結果が大学へ提出する試験結果として使用されます。

また、急な大幅変更となる影響を考慮し、平成35年度(2024年1月実施予定)までは、外部試験とは別に共通テストでも英語の試験が実施されます。

大学ごとに判断が異なるので注意!

大学は、各大学の判断で共通テストの成績で判断するのか、外部試験の成績で判断するのか、両方の試験の結果で判断するのかを決めることができます。

浪人生の場合の対応に関してはまだ検討段階のようですので、情報が出てきましたらご紹介します。

違い③ テクニックより思考力に!問題の質が変わる!

大学入学共通テストでは、センター試験よりも思考力・判断力・表現力を重視した問題が出題される予定です。

モデル問題では、従来のセンター試験よりも図や表から読み取って考えながら解いたり、前の設問で読み取った答えをさらに深めていったりするような設問構成で出題されています。

実際の問題はプレテストを実施しながら調整している段階ですが、大学入試センターでプレテストの内容やモデル問題の内容を確認することができます。

モデル問題例及びモニター調査の結果等」大学入試センター

初年度に、いきなりセンター試験とかけ離れた問題が出題されることは恐らくないだろうと予想されていますが、受験生はどんな問題が検討されているのかチェックしてみるといいでしょう。

終わりに

センター試験の廃止と大学入学共通テストの実施に関しては、まだ決まっていないことも多く、不安に感じている生徒さんも多くいるかもしれませんね。

しかし、入試制度が変わるからといって、今までの勉強がまったく無駄になるというわけではありません。

むしろ、英語に関しては外部検定が高3の4月以降の成績から対象になるように、早いうちから地道にコツコツと勉強を積み上げていった人の努力がより結果に反映されやすくなるとも言えるでしょう。

早めに大学受験を意識しながら基礎を固めていくことで、周囲に差をつけるチャンスを掴めます。

ぜひ、大学合格を目指して頑張ってくださいね!

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スタディ・タウン学び情報局 編集部

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