2015.04.14高校受験

高校は女子校・男子校・共学どれを選ぶ? それぞれのメリット・デメリット

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女子校・男子校・共学近年、急速に減少してきている男女別学。少子化の影響が大きな理由ですが、男女平等が重要視される現代社会において「男女別学は不自然」といった声も聞かれます。しかし、東大合格者数ランキングトップ10には圧倒的に男子校・女子校が並ぶのも事実。今回は共学・男女別学それぞれのメリット・デメリットについて考えてみましょう。

 

 

【男女別学のメリット①】異性の目を気にせず、のびのびとした学生生活が送れる

のびのびとした学生生活異性との交流が少ないことが注目されやすい男女別学。しかし、異性交流が少ないからこそ「男・女はこうあるべき」という固定概念から解放されるという利点があります。例えば、吹奏楽や合唱といった、共学では女子率が高くなりがちな部活動も男子校では男子が堂々と行っているという話も聞きます。また、女子校では男子優位とされる理系進路を選択する生徒の割合が多い場合もあるようです。

異性の目を気にすることなく、勉強や学校行事、課外活動など、学生が本来取り組むべき活動に真摯に打ち込めることが、その後の自信や自己肯定力に繋がり、社会で活躍する上での大きな力となっているのではないでしょうか。

 

【男女別学のメリット②】男女の違いをうまく捉えた授業内容で効率的に学習できる

「一点集中型の男脳・同時進行型の女脳」とも言われるように、男女の脳には違いがあり、同じことでも感じ方や学び方は大きく異なります。これは勉強方法にも当てはまり、個別の教科についても男女で指導方法を変えた方が学習成果を得られやすいようです。

実際に100年以上の歴史をもつ女子校「嘉悦女子中学校」は2006年に「かえつ有明」と名称変更し、共学化を図りましたが、6年後には授業のみ別学で、行事などは男女共学というスタイルになりました。文武両道で有名な「國學院大學久我山」や、神奈川県の「桐光学園」も同じような教育体制をとっています。こういった事例からも、男女別の学びのスタイルは効果的なようです。

 

 

【男女別学のデメリット】異性との適切なコミュニケーション能力が不足する恐れあり

「異性との接触の無さ」は男女別学のデメリットをとして一般的に浸透しているようです。コミュニケーション方法が分からないといった問題の他、思春期という多感な時期を同性のみの閉塞的な環境で過ごすことで、性別を意識し過ぎてしまい、逆に偏見的な考えを持ってしまうなど、結果的に男女平等教育の妨げとなるといった声もあるようです。男女別学の高校の中には、そういった問題の対応策として、近隣の学校との交流活動を盛んに行っている学校もあります。

 

【男女共学のメリット】男女の自然な交流が、公私ともに充実した学校生活を育む 

充実した学校生活共学出身者に「高校時代の思い出は?」と聞くと、恋愛経験や性別を超えた友達との思い出話が多数上がってきます。男女が自然な状態で共存し、共に多感な思春期を切磋琢磨しながら過ごせるということは、男女共学の大きなメリットではないでしょうか。男女の考え方や物事の受け止め方の違いなど、様々な価値観に触れることはその後の実社会でも大いに役立つといえます。

また、異性がいることにより、逆に同性の良い点に気が付き、強い仲間意識が持てるところも男女共学の魅力です。

 

 

【男女共学のデメリット】異性の壁が教師と生徒の距離感にも影響あり

異性の教師との壁男女共学のデメリットとしては、異性の目を気にする余りのびのびとした学校生活が送れなくなる、また異性との付き合いに気持ちがいってしまい、本来やるべき学業に支障が出るという話を聞くことがあります。この異性間の問題は教師と生徒にも当てはまり、男性教師は女子生徒に、また女性教師は男子生徒にそれぞれ気を使ってしまい、教師と生徒がある程度距離を置いた状態になりやすいと言われています。もちろん、男女別学の場合においても同様のデメリットは考えられますが、男子校には男性の教師、女子校には女性の教師が多い傾向にあります。

 

おわりに

年々減少傾向にある男女別学ですが、アメリカやイギリスなどにおいては男女別学が見直され、逆に増加傾向にあるそうです。共学、別学に関わらず、高校時代はその後のライフスタイルに影響する大切な時期です。家族で話す機会を設け、お子さんの性格や希望に合った教育環境を選び、充実した高校生活を送れるよう心掛けてあげたいですね。

 

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スタディ・タウン中学生

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スタディ・タウン学び情報局 編集部

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