2015.05.31大学受験

高校英語で習う助動詞の覚え方と基本的な使い方

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高校英語で習う助動詞中学英語までの助動詞は、種類・使用される意味ともに少ないため、学習の際にもさほど苦労は生じません。しかし、高校英語に至った途端、助動詞の数は一気に増え、各単語が含み得る意味も増加します。

このような助動詞を一つ一つ別々に覚えていこうとすると、大変な労力が必要となります。そのため、学習の際は、共有項を持つ単語同士を分類した上で、カテゴリごとに暗記を行いましょう。

今回は助動詞の使い方を、意味ごとに分類しつつ、ご紹介します。

 

中学で習った助動詞の意味以外の意味で覚える

中学で習った助動詞多くの方は、助動詞を含む単語に関して、どうしても「初めて覚えた意味」を引きずりがちです。

そこで「中学で学んだものと異なる意味を持つ助動詞」という分類を用いて、既習助動詞の新出用法をまとめてみましょう。

 

 

 

 

 

 

【1】推量の「can」

推量の「can」は、「~できる」ではなく、「~し得る」という意味を持ちます。

 

It can happen.

「それは起こり得る。」

 

【2】意思の「will」

意思の「will」は、「~だろう」ではなく、「~するつもり」という意味を持ちます。試験の際は、否定形の「will not(どうしても~しようとしない)」の形が頻出であり、主語が無生物の場合にも用いられます。

 

The window will not open.

「窓はどうしても開かない。」

 

【3】許可の「may」

推量の「may」は、「~かもしれない」ではなく「~してもよい」という意味を持ちます。

 

You may do it now.

「今やっても構いませんよ。」

 

【4】明確に訳されない「should」

should」の意味について、中学英語では「べき、はず」と覚えました。しかし高校英語では、さらに3つの特殊な「should」の用法が出現します。

 

1. 提案、命令、願望のshould

1つ目は「suggest、order」など提案や、命令、願望を表す動詞のthat節の中に使用される「should」です。

この「should」は省略される場合もあります。また、省略された際には、主語が三人称単数の場合でも動詞が原形となる点がポイントです。

以下の例文を見てください。

 

I ordered that she finish her homework early.

「私は彼女に早く宿題を終えるよう命令した。」

 

後半部分を見る限り「finishes」となりそうですが、「should」が省略されているために原型「finish」となっています。

 

2. 善悪、感情を示すshould

特殊なshouldの用法の2つ目は、「strange、a pity、important」など、善悪判断や感情を表す語に続くthat節の中に使用される「should」です。この「should」は感情をより主観的に表現する働きをします。

 

It is a pity that he should retire his jobs.

「彼が退職するなんて残念な話だ。」

 

3. 疑問文を強調するshould

特殊なshouldの用法の3つ目は疑問文を強調する用法です。例文を挙げます。

 

How should I do?

「いったいどうしろと言うんだ。」

 

以上、中学までに習った助動詞について、初出以外の意味で覚えるための分類をご紹介しました。

「新しい用法がある助動詞」を意識的に覚えることにより、訳出の際、意味を取り違えるリスクを軽減することが可能です。

 

中学単語と関連させて覚える高校助動詞

高校助動詞続いて、中学で学んだ単語と関連させて覚えるべき、各助動詞についてご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

【1】ought to

ought to」は「~するべき」と訳され、「should」の同意表現です。「to」以下は不定詞が使用されます。そのため、否定形として用いる場合は、不定詞の否定形のルールに従い「to」の前に「not」を入れ、「ought not to」となります。

 

You ought not to go there.

「あなたはそこに行くべきでない。」

 

【2】had better

had better」は「~したほうがよい」と訳され、「should」よりも命令に近い、強いニュアンスを含みます。

had better」で1つの助動詞であるため、「not」は直後に入れ、「had better not」となります。

 

He had better not be absent from the class.

「彼はその授業を欠席しないほうがよい。」

 

【3】need

中学で「~を必要とする」と習った「need」も、高校では助動詞として扱われることがあります。

助動詞の「need」は、「~する必要がある」と訳されます。なお、肯定文では、助動詞として「need」を用いることはできません。

 

You need not bring anything to the party.

「あなたはパーティーに何も持っていく必要がない。」

 

【4】wouldとused to

wouldとused towould」と「used to」は、高校では「過去の習慣」を表す助動詞として使用されます。

両者の違いは、現在との対比があるか否かという点にあります。「used to」には現在との対比がニュアンスとして含まれていますが、「would」には含まれていません。

また、「used to」については、「be used to ~ing(~することに慣れている)」という表現と混同しないよう気をつけましょう。

 

 

 

I used to go skiing in winter.

「私は(今は行っていないが、)冬にスキーに行ったものだ。」

 

I would often go skiing in winter.

「私は冬に良くスキーに行ったものだ。」

 

以上、中学でも学習した単語や助動詞の意味につなげてまとめました。意味としてはほぼ新しいものばかりですが、上記のようにカテゴリ分けを行うことにより、暗記が容易となります

 

おわりに

高校で習う助動詞の基本的な用法について、ご紹介しました。

今回の記事を参考に、各々に合った方法でカテゴリ分けを行い、効率よく助動詞の用法をマスターしていきましょう。

 

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スタディ・タウン高校生

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スタディ・タウン学び情報局 編集部

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